
先日、ある話を聞いた。
飲食店を経営している男性がいて、その方には奥様がいる。
その男性いわく、
「うちの妻は、私が浮気をしてもいいと言っている」
のだそうだ。
さらに奥様は、
「私より素敵な女性だったら認めてあげる。もし本当にそんな人が現れたら離婚してあげる」
とも言っているらしい。
昔の私なら、
「なんて器の大きい人なんだろう」
と思っていたかもしれない。
けれど今の私は、少し違う見方をしている。
もちろん、本当に嫉妬をしない人もいると思う。
束縛を好まない人もいるし、
パートナーを一人の人間として尊重する人もいる。
だから、そのご夫婦がどうなのかは、私にはわからない。
ただ、その話を聞いていてふと思った。
人は時々、本音よりも恐れを選ぶことがあるのではないか、と。
「私より素敵な女性だったら認める」
という言葉の中には、比較が存在している。
私より上か下か。
勝ちか負けか。
選ばれるか選ばれないか。
もし本当に何も恐れがなければ、
そもそも比較する必要もないのかもしれない。
だから私は、その言葉の奥にあるものが少し気になった。
もしかしたら、
「嫉妬したくない」
「重い女と思われたくない」
「理解のある妻でいたい」
そんな思いもあるのかもしれない。
もちろん、これは私の想像でしかない。
正解は本人にしかわからない。
でも人は、本音をそのまま見せるよりも、
強く見える自分を選ぶことがある。
平気なふりをしたり。
余裕があるふりをしたり。
器が大きいふりをしたり。
それは弱いからではなく、
傷つくのが怖いからだ。
考えてみれば、
恋愛も同じかもしれない。
本当に好きな人がいても、
失恋が怖くて気持ちを伝えられないことがある。
振られたくないから、
無難な相手を選ぶこともある。
一人になる不安から、
好きではない相手と付き合うこともある。
私はそれを責めたいわけではない。
なぜなら、人はみんな怖いからだ。
拒絶されるのは怖い。
傷つくのは怖い。
失うのは怖い。
それが人間だと思う。
ただ私は、自分の本音だけは
見失いたくないと思っている。
怖くてもいい。
不安でもいい。
嫉妬してもいい。
でも、本当は何を感じているのかだけは、
自分で知っていたい。
そう思う。
人は強いようで弱い。
弱いようで強い。
本音で生きたいと思いながら、恐れにも支配される。
だからこそ、人間は面白い。
そして、その複雑さがあるからこそ、
幸せの魔法使い☆まみ
性を通して本来の自分に還る
心・身体・性を整え、人生を再構築する
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